あすなろ塾の授業について

学習サイクルは徹底した復習主義を採っており、予習なしで授業に臨みます。毎回の授業で、前回の学習内容を出題範囲とした「復習テスト」を実施。テストは学習計画表に示された範囲から出題されるので、学習到達度を自分自身で確認することができます。復習テストの出題レベルはクラス帯ごとに異なっており、生徒の学力に対応しています。また、復習テストでは各自の学習到達度を知ると同時に、弱点分野を発見することが出来ますので、その後の学習の指針として大いに役立ちます。このため、学習計画表に基づき徹底した復習をしていれば無理なく学力アップにつながるのです。


あすなろ塾の授業では、あらかじめ講師が用意した模範解答だけを単に押しつけて一方的に解説するのではなく、子どもたちが解いた他の解法も積極的に発表させ、それについて活発に討論させるような、子どもたちと講師の討論形式の授業を大切にしています。 良い授業というのは、講師からの「なぜ、そういう結果になるのか」「なぜ、主人公はそう思ったのか」などという「発問」のある授業です。その「発問」に子どもたちが答えていけるよう、しっかりと導いてあげることが必要です。講師の「なぜ?」に、子どもたちが自ら考え、言葉で表現し、一つひとつをクリアしてたどる小さな道筋は、知らず知らずのうちに網目のようにつながっていき、子どもたちの能力は際限なく広がり、結果的には中学・高校受験での合格へたどり着くことができるのです。


家庭で復習したことは次週の授業の「小テスト」で学習定着度を確認し、つまずきやすいところをもう一度わかりやすく解説します。さらに教科によっては、1つの単元を3~5週間かけて繰り返し学習します。「復習中心の学習法」は年間カリキュラムにも活かされ、1つの単元は同じ学年でも何度か授業や講習で取り上げられて、学年が上がっても同じ分野を難易度が少し高くなった形で繰り返し学習できるのです。子どもたちは、まさにらせん階段を少しずつ上るようにレベルアップできます。入試に出やすい分野はとくに念入りに繰り返され、基本から応用そして入試の実戦力まで身につくように配慮されています。
